50代から転職のための「マンション管理」に関する資格について考えてみました

資格

前回は「50代からの転職 マンション管理人」について書きました。先日のブログでも書きましたように、現在多くのマンションが老朽化の問題に直面しており、マンションの管理は以前にも増して重要なものと考えられるようになりました。そんな中、マンションに関する資格も注目を集めています。国家資格、民間資格、超難関、入門編、就活に役立ちそう、そうでもないかも・・・さまざまですが1つずつ紹介していきます。

1.マンション管理士

公益財団法人マンション管理センターが認定する、マンション管理に関する国家資格です。マンション管理の資格の代表格であり、最もニーズのある資格かもしれません。

マンション管理センターはマンション管理士を以下のように定義しています。

マンション管理士とは、マンション管理士試験に合格し、マンション管理士として登録を受け、マンション管理士の名称を用いて、専門知識をもって、管理組合の運営その他マンションの維持・管理に関して、管理組合の管理者等又はマンションの区分所有者等の相談に応じ、適切な助言や指導その他の援助等を行うことを業務とする専門家です。

(同センターウェブサイトより)

なるほど、マンション管理の専門家/コンサルタントですね。

<令和2年の試験概要>

試験日時 : 令和2年11月29日(日) 午後1時~3時

試験地 : 全国主要都市(札幌市、仙台市、東京都、名古屋市、大阪市、広島市、福岡市、那覇市)と周辺地域

受験資格 : なし 誰でも受験できます

受験手数料 : 9,400円

受験申込受付期間 : 9月1日(火)から9月30日(水)まで(最終日消印有効)

ウェブサイト : https://www.mankan.org/yoryo.html

超難関資格です!

合格率は例年10%を切る超難関資格です。前回令和元年は12,021人が受験しましたが、合格者は991名で合格率は8.2%でした。挑戦するにはかなり勉強する必要がありますので、それなりの覚悟が必要です。また50代からがんばって取得しても、独立開業か、どこかの会社の所属するのかも含め、この資格は活かし方が難しいかもしれません。個人的には挑戦するならもう少し可能性が高い(合格率15%前後)の宅建の方がいいようにも感じます。

2.管理業務主任者

「管理業務主任者」は一般社団法人 マンション管理業協会が認定する国家資格です。同協会は以下のように定義しています。

マンション管理業者が管理組合等に対して管理委託契約に関する重要事項の説明や管理事務報告を行う際に必要な国家資格者のことです。

(同協会ウェブサイトより)

ちょっと難しいですが、不動産における宅建士のような、手続きや法的な面からマンション管理において必要不可欠な資格のようですね。

<令和2年の試験概要>

試験日時:令和2年 12月 6日 (日) 13:00~15:00

試験会場:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県、沖縄県

申込受付期間:令和2年9月1日(火)~ 令和2年9月30日(水) (当日消印有効)

申込受付方法 :受験申込書等必要書類を指定場所へ郵送。

受験手数料:8,900円

ウェブサイト : http://www.kanrikyo.or.jp/kanri/index.html

この資格も難関です

令和元年の受験者は15,591名、合格者は3,617名で合格率は23.2%でした。合格率は20~23%くらいで7割くらいの正解で合格できるようです。マンション管理士に比べると合格率は上がりますが、それでも難関であると言えます。なぜか受験者は年々少しずつ減少しています。

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3.マンション維持修繕技術者

マンション維持修繕技術者について、認定団体の一般社団法人 マンション管理業協会は以下のように定義しています。

マンションの維持・修繕に関して一定水準の知識と技術を有していることを審査・認定することにより、マンション建物・設備の維持保全に関する知識・技術及び対応力の向上を図り、もって円滑な共同居住に関する社会的な要請に応えることを目的とした当協会の認定資格です。

(同協会ウェブサイトより)

定義を読んでいただいてお分かりの通り、この資格は技術面で専門的なものです。そのため受験資格には「建築に関する課程(機械・電気・土木関係の課程も含む)を修業し、かつ建築・設備に関する所定の実務経験年数を有する者」とあります。興味がある人は自身が当てはまるかどうかも含め、認定団体に確認することをお勧めします。   

合格率は年度により前後していますが、20%代後半であることが多いです。学歴職歴などの受験資格があることを考えると、やはり難しい資格であると考えられます。

ウェブサイトhttp://www.kanrikyo.or.jp/iji/index.html

4.マンション管理員検定

一般社団法人マンション管理員検定協会が認定する民間資格。上記のような難易度の高い資格と違い、既にマンション管理会社に勤務している人だけでなく、これからマンション管理員を目指す人や、マンションの住民の人も対象にしていますので、基本や実務を幅広く学ぶための試験と言えるかもしれません。

<令和2年の試験概要>

試験日時:令和2年9月27日(日)午後2時~4時

試験会場:全国9試験地及び周辺地域(札幌・仙台・東京・静岡・名古屋・大阪・広島・高松・福岡)

申込期間:令和2年5月11日(月)~ 令和2年8月28日(金)当日消印有効

受験料:9,900円

マンション管理員検定の合格率

詳しい合格率のデータは見つかりませんでしたが、資格情報関連のサイトなどによると60%強くらいという情報もあり、上記の資格と比べ難易度は高くないと思われます。マンション管理員検定協会が公開している平成29年9月24日に行われた試験の情報は以下の通りです。

会場:全国 10 試験地(札幌・仙台・新潟・東京・静岡・名古屋・大阪・広島・高松・福岡)

受験申込者数:311名

受験者数:295名

合格者数:187名

合格率:63.4%

試験の点数によって合格者が区分されるようです。

マネージャー:合格者の上位15%程度 4名

パートナー:合格者の上位35%程度 70名

フェイス:合格者 113名

合格者合計 187名

上記はマンション管理員検定協会ウェブサイトより抜粋したものです。

2年前のデータですが、全国10カ所の試験会場で受験者295名とはちょっと少なく感じますね・・・今はもっと増えたのでしょうか、ちょっとよくわかりません。

ウェブサイトに「マンション管理員検定 始まります!」とありましたので、比較的新しい資格なのかもしれません。

この検定は就職に際しアピールできるかはわかりませんが、学びは知識としては役に立つのでは、と思います。

ウェブサイトhttp://www.m-kanken.or.jp

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マンション管理とは直接関係ありませんが

もし、管理人に応募に当たって何か役立ちそうな資格を取っておきたい、というなら「上級救命技能認定証」がいいかもしれません。

マンション管理とは直接関係ありませんが、人命救助などを学ぶ1日の講習で取れる、とても役に立つ資格です。詳しい日程などはお住いの地域の消防局に問い合わせてください。*現在は新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止にしているところもあるようです。「上級救命技能認定証」についてはまた別の機会に書きたいと思います。

以前にも書きましたが、マンション管理人の仕事に就くのに資格は絶対必要というわけではありません。まずはチャレンジして経験を積むことをお勧めします。私もそうしたいと思っています!

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