【50代の資格取得】合格率は約10%の難関「行政書士」

資格

このブログでは50代で役立つ取得すべき資格について、自身の経験など具体的にご紹介しています。今回は「行政書士」についてお話しします。

行政書士について

行政書士は弁護士や司法書士と同じく法律を扱う国家資格で、一般市民と行政をつなぐ身近な法律家として活躍しています。生活者の権利や財産を守る役割を担い、難しい官公署に提出する各種許認可・届出書類などを個人や企業に代わって作成し、提出代理や相談業務を行います。 扱える書類は数千種類以上あると言われ、法務コンサルタントとしても活躍できます。カッコよくて、憧れますね!



行政書士の資格を仕事に活かす

行政書士の資格を取得しても、就職・転職やキャリアアップに役立つものではありません。法律の専門職として、独立・開業することで活きる資格です。

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行政書士 試験情報

<受験資格>

試験には受験資格がありません。年齢・国籍・学歴・実務経験に関係なく、誰でも受験できます。どんな人にも平等にチャンスが与えられ、試験で高い点数が取れれば合格できます。

受験のしやすさもあり、挑戦者の層はサラリーマン、学生、主婦と実に多様。多くの人は独立開業を目指します。

<試験の概要>

試験科目は、「権利関係」「宅建業法」「法令上の制限」「税と価格に関すること」の4科目の問題で、4択マークシート形式の試験です。 

<問題数と合格ライン>

全部で60問、300点満点の試験です。

<科目と問題数>

[法令科目]

基礎法学 2問

憲法 5肢択一 5問

多肢選択 1問

行政法 5肢択一 19問

多肢選択 2問

記述式 1問

民法 5肢択一 9問

記述式 2問

商法・会社法 5肢択一 5問

[一般知識(全て5肢択)]

政治・経済・社会 7問

個人情報保護・情報通信 4問

文章理解 3問

<問題形式>

5肢択一とは 5問の肢から正解肢を1つ選ぶ選択問題

多肢選択とは 20個の選択肢から、正解を4つ選ぶ問題

記述式とは 40字程度にまとめる記述の問題

<試験日程>

試験は毎年1回、11月の第2日曜日の午後1時から午後4時まで行われます。試験の詳細は主催者「行政書士試験研究センター」のホームページで確認することができます。

https://gyosei-shiken.or.jp

*新型コロナウイルス感染拡大の影響により試験日程は変更、延期、中止になることも予想されます。受験予定の人は予めご確認のうえお申し込み下さい。



行政書士試験 合格率

行政書士のここ数年の合格率と合格ラインは以下の通りです。

令和元年度 11.5 %

平成30年度 12.7 %

平成29年度 15.7 %

平成28年度 9.95 %

平成27年度 13.12 %

毎年受験者は約4万人前後、合格者はだいたい10~15%前後の約4~6千人です。このように合格率は前後し、10%を切ることもあります。司法書士や弁護士に比べれば易しい、と言う人もいますが、それでも簡単でないことは数字にも表れています。

「行政書士」断念 挑戦するなら集中して学ぶべき

私は「専門知識を持って独立して開業してみたい!」と思い、この資格に興味を持つようになりました。また、法律のことを本格的に勉強したことがなかったので、一度社会人として学んでおきたいとも思いました。しかし学び始めて、予想以上に幅広く専門的なことを学ばなければいけない現実に直面しました。そして本気でやるなら他の資格試験を諦めて、集中して勉強しなくては取れないと考えました。

また知り合いには「毎年あと一歩」で何年も挑戦をし続けていたり、合格後に開業できず、結局普通の仕事についていたりしていると聞きました。2~3回で受かるほど簡単ではなく、また合格しても知り合いの多い地元で開業するか、営業力を持たなければせっかくの資格も無意味になると思いました。私は現在は地元を離れていますし、周りには司法書士や弁護士事務所などの看板も多く、50代から始め短期間で成功するのは難しいと感じて、断念しました。

この資格のよさは開業できることにありますが、企業では特にこの資格は意味を持ちません。「行政書士を持っています!」と言って「法律の専門家か、すごいね!」と言われても、一般企業で活躍の場はあまりないようです。「行政書士事務所に勤務するのは?」と言われましたが、資格取得者は個人で独立開業している人が多く、有資格者を雇用する必要はないため(そんなに大きい事務所はありません)求人はほとんどありません。

合格しても開業の厳しさを知ってか、人気取得ではありますが、合格者はここ数年増えていません。

【50代の資格取得】50代から挑戦をお勧めしない資格5選
このブログでは50代からの転職に役立つ資格について考えてきました。 若い人たちと違い時間がありませんので、できるだけ効率よく、本当に役にたつ資格だけを一発で合格したいものです。


50代で「行政書士」を目指した個人的な体験&感想

「法律の専門家」「独立開業」という言葉に憧れさえ感じて学び始めたものの、行政書士試験は初学者にはかなり難しく、市販テキストによる独学ではまず合格は非常に難しいと思いました。しっかり、そして効率よく学べる講座を受講するのが、合格への確かな道です。法律系の資格に強い「LEC 東京リーガルマインド」か、比較的リーズナブルに基礎から学べる「フォーサイト」、この他に多数ありますので、自分に合った講座を見つけて頑張ってください!

LEC 東京リーガルマインド

LECは1979年に司法試験の予備校として設立された法律系の資格に強いスクールです。行政書士講座においても充実した内容の教材と実績で、合格へ最も近い手段と言えるでしょう。

フォーサイト

行政書士に限らず様々な資格取得の通信講座を比較的リーズナブルな受講料で学べる「フォーサイト」。初学者がいきなりつまづくことのないように、わかりやすく基礎から学べる講座になっています。



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